🌹1月刊

1月9日にクロスノベルスさんから新刊発売されました。
コミックシーモアさんでの先行配信が始まっていますが、他のところでも順次配信されますのでどうぞよろしくお願いします。
既刊もフェアで割引になっていますので、この機会に良かったら読んでくださいね🌹
書店での初速は好調のようです。
良かった☺️
お求めくださった方々、本当にありがとうございます。
一度めの4月もですが、二度目の緊急事態宣言も発売にあたるとは……。
そういう時期の発売は作者としてはなかなか切ないのですが、
そんな中でもお手にとってくださる方がいらっしゃることに、
本当に本当に心からの感謝を伝えたいです。
ありがとうございます❤️
と同時に、
発売前に配本のため、会社に出勤しなければならない編集さん、営業さんを始め、制作に関わってくださった皆さま、
そして、
対面で売ってくださっている書店員の皆さまに、
心からの御礼を申しあげます。
🙏🙇♀️
今回の本は、今の私が書きたいと思っている世界観に挑戦しました。
特にオメガバースだから……というのではなく、
とにかく、
癒し系のメルヘンを……
あ、オメガバースで書いてみたいなと思うプロットは、
何年か前にいくつか出したものがあって……ありがたいことに全て通ったのですが、
その中でも、ちょっと今の自分には無理だなと思うものは
保留にしています。
初稿をあげたものもあるのですが……改稿して仕上げたいと思わないものは保留に……。
私の場合、
1 初稿はゆるゆる
2 改稿は必死
3 最終稿も必死
さらに……たまに
超最終稿で一部ちゃぶ台返しをして魂抜ける
という感じの書き方なので、ゆるゆるの状態で書いたまま終わっている作品もあります。
同人誌やSSは、2で終わる感じが多いですが。
1のときに、なんか違う……と感じても、
昔はそれでもちゃんと仕上げていたのですが、
1のときに気持ちと噛み合わない気がしたものを仕上げてもあまり良いことにはならない気がして……最近は、1で微妙だと思ったら、できるだけ担当さんに相談するようにしています。
初稿の書きかけの段階で書き直したいと思ったときも。
ここ2,3年の間に
時代、環境、自分の環境、人間関係、気持ちもめまぐるしく変化してしまって、
その前に出したプロットでどうしても無理と思うものもあって……。
あと2,3作、オメガバースの初稿はアップしていますが、
今からプロットに取り組む予定の新作は、ちょっと違うものになるかもしれません。
そしてまた執筆の時期になったら、気持ちが変わるかもしれませんが。
最近はキャラ文のお仕事のご依頼も増えていて……そのあたりでもたまに同じような
ことをしてしまうときがあります。
一般のお話もありましたが、こちらも……世間の環境も私の状態も、
今、取り組んでも……いい結果につながらないのではないかと話し合って……
もう少し様子見することにしました。
まあ、この先、どうなっていくか、自分でもわからないのですが。
それでも……一月の新刊は、癒し系メルヘンという雰囲気の話が書きたかったので
挑戦させて頂けて嬉しかったです。
月並みですが、何かしら一言でも感想なり何なり教えて頂けましたら幸せです。
BL……多分、次の本はフィンランド、その次はイタリアになるかな……。

🇷🇺🇬🇪🇦🇿🇷🇺🇬🇪🌹
🎻2月配信
また当日前後にしっかりお知らせしますが、
電子化されていなかった本が一冊電子書籍になります。
「飼育の小部屋〜監禁チェリスト」
ディアプラス文庫 新書館
イラスト 小山田あみ先生
→ Kindle
過去作で電子書籍になっていないのは、あとはデビュー作といわれている「彼からのスペシャルレッスン」です。
今までに何度か電子化のお話を頂きましたが……思うところあって……やめておくことにしました。
私の気持ちだけの問題で、他のことは一切関係ないです😅
2月の配信のお話は、ヴェネツィアです。
冬の閑散期の雰囲気が出ていたら……。

🇮🇹🇮🇹🇮🇹🎻🎹
🐕近況
長い間、Twitterでも闘病のことを報告していた愛犬の都ちゃん、
1月21日午前10時半に旅立ちました。
その節は、あたたかいお言葉、ありがとうございました🙏

🍼2004年4月20日23時50分頃誕生した都ちゃん

🐶左から、お母さん犬、都ちゃん、夏ちゃん、若ちゃん、空くん

🐶左から、都ちゃん、空くん、若ちゃん

都ちゃん……
一昨年の11月、獣医さんの心臓マッサージで蘇生してから、
今年の5月から7月、10月前半、12月前半……
何度も危篤状態になりながらも「覚悟してください」と獣医さんから言われながらも、
何度も蘇生してきた都ちゃん
一緒に生まれた兄弟妹と、一緒のDNA、一緒の食事、一緒の生活をしてきたので、1匹だけ特別寿命が長いわけではない、だいたい同じくらい……と獣医さんがおっしゃっていたので……本当にずっと覚悟はしていましたが
それでも最初の空くんが旅たってから1年3ヶ月、
若ちゃんから1年2ヶ月、
なっちゃんから5ヶ月半……
よれよれしながらも、よく頑張ってくれたと思います。
🐶
都ちゃん……12月前半は何も食べなくなり、1時間ごとにオムツとシートを変えないといけないような状態で、お腹もずっと壊していて……少しずつ魂が抜けていくような感じがしていたのですが、12月中旬、食欲が戻り始め、20日頃から元気になり、今年に入ってから体重も増えていたので、このまま無事に4月の17歳の誕生日を迎えられるかな……など、楽しい未来を夢見ていました。
でも、都ちゃんと今年のお正月を穏やかに過ごせたこと自体が奇跡のような幸せだったのですね。
改めて心で噛み締めています。
🐶
都ちゃんは、椎間板ヘルニアと首ヘルニアで、一年ほどずっと寝たきりで、
さらに腎臓が悪く、最後の方は心臓も悪くなっていました。
ちょうどその一年前に空くんがそんな状態になりました。
椎間板ヘルニアで歩けず、尿結石で腎臓が悪くなって。
空くんは、そのまま食欲がなくなって……ちょうど一年後に儚くなってしまいました。
都ちゃんもそんな感じでした。
それでも空くんよりも子供の頃から食べることに貪欲だったおかげか、
食欲が戻って、病気になってからも少しだけ長生きしました。
寿命を長くできるわけできないけど、心臓の薬を飲ませると、都ちゃんが楽な末期を
迎えられるということで、心臓の薬を増やしました。
心臓の薬のおかげで血流の流れが良くなったのもあり、
都ちゃん、ずっと幸せそうな顔で過ごすようになりました。
ふわふわと穏やかな感じで、お腹の調子もよくなり、
少しずつ自分でおトイレもできるようになって……
(トイレに行きたいという合図のようなものがあると、抱っこして、犬用のおトイレで浮かせるような感じに。その後、自分でする……という感じで)
都ちゃんの呼吸が少し苦しそうに感じたのは、20日の夜。
翌朝、獣医さんに電話をかけて予約し、連れていったところ、
もう十分も心臓が持たないと思うので、ここでお見送りをと獣医さんがおっしゃられ、
酸素チューブを渡されました。
鼻と口の前にチューブをかざすと、都ちゃん、少し呼吸が楽になったみたいで、
そのまま安らかに眠るように旅立ちました。
旅立つ時間が分かり、そばにいて触れながら静かに見送ることができたのは……改めて振り返ると、とても幸せなことだと思っています。
なっちゃんは、私一人でしたが、同じような感じで、私が抱っこしながら。
若ちゃんは母がお見送りし、
空くんはわからなかったのですが……私の寝床の中で、腕に抱っこした状態で。
お母さん犬は父の腕の中で。
旅立つ前の日は、都ちゃん、私のところでまったり過ごしていたんですよね。
おトイレに行きたそうだった時、
抱っこして、犬用のおトイレにいって体を浮かせると、ちゃんと自分で
たくさん出せたので嬉しかった。
それからオムツもいつになく上手に付けられて嬉しかったのが記憶に残っています。
都ちゃんもニコニコしていて。
ただ、その数日前から、抱っこしたとき、空くんの最後の方と似た抱き心地だったので
もう長くないかな……という気持ちが少し胸をよぎりました。
空くんと都ちゃんは同じ病気なので、最後の方もよく似ていたんですよね。
都ちゃんは、とても不思議な犬で、
びっくりするようなことばかりで、
こちらの言葉がよくわかっているんじゃないかな……と思うようなこととか……
いろんな思い出がたくさんあるのですが……それはまた改めて。
優しくて、賢くて、争いごとが苦手な、とても可愛い犬でした。
今はただ楽しかった時間に感謝して冥福を祈りたいです。


都ちゃん、ありがとう。
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