愛犬なっちゃんを亡くしたあとに見た花組の舞台に癒され、続けて見た星組に刺激された宝塚の舞台。
最後の一匹になった都ちゃんが亡くなったあと、さらにいろんな舞台を見ましたが、星組の「ロミオとジュリエット 」があまりに良すぎて圧倒されました。
その気持ちを忘れたくないので、ここにちょっとメモ書き。
人生で何度か、いてもたってもいられないような感動と出会ったことはありますが、この舞台は、まさにそんな感じでした。
舞台というものはナマモノなので、一度感動したから、もう一度感動するかといえば、そうでもないんですが、礼真琴さんの舞台は、見れば見るほど、自分の内側がデトックスされ、澄んだ状態になっていくような、カタルシスを感じました。
だからこそ、憎みあうモンタギューとキャピュレット家、彼らの憎悪の闇の深さがよりいっそうはっきりと浮き彫りになるような。
ラストで、両家が憎しみを超えていくときの、何ともいえない救済感。
客席全体までもがその浄化の波に呑まれていくのを体感として味わった感じ。
また何か思い出しから書き足していきます……。


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