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「小説chara」vol.46と「開かれた扉」配信とコミカライズ

更新日:2022年5月21日




🇮🇹🍝🎨

5/20発売「小説chara」vol46


「悪役王子が愛を知るまで」


イラスト 夏乃あゆみ先生


詳細はこちらから → 小説chara


イタリアのトリノ郊外が舞台の新作です。

絵の中の呪われた王子と美術館で働く孤独な男の子が一緒に愛を探していくお話。

甘くて楽しいお話になったのではないかと思います。

楽しんでいただけたら嬉しいです。

夏乃あゆみ先生のカラーもモノクロも本当に素敵です✨

先生の巻末のコメント、もったいないお言葉に感動しました。

ありがとうございます😭



 

🇦🇷🎹💃

小説現代の電子配信


「開かれたとびら」特集に「アディオス・ノニーノ」


詳細はこちらから → 「開かれたとびら」特集


すでに配信されているライト版とは別に、BL作家特集だけをまとめた「開かれたとびら」版です。

こちらに私の作品も載せていただいています。


 

🇫🇷🍓🌹

6/24から連載開始


「身代わりアルファと奇跡の子

  〜赤い薔薇と苺シロップ」


コミカライズです。作画は篁ふみ先生


詳細はこちらから → シャレード コミックス



何と何と篁ふみ先生の作画でのコミカライズの連載が始まります。

すっごく素敵なので早く読んでいただきたいです✨

1ヶ月先のことなので、また来月ブログを更新する時もお知らせしますね

 

近況


特に何の変哲もない毎日を過ごしています。

本当にいつもどおり。

それでも少し自分の生活も変えようと思い、

今年の8月は、1ヶ月、仕事以外、何もしない月にする予定です。

何もしないというのは、何も予定を入れないという感じで、劇場やコンサートだけでなく、美術館も神社仏閣巡りもなし。

きっとすぐに過ぎてしまうと思うので、無駄にしないようにしなければ。



写真は2019冬にトリノに行った時のもの。

作中とは違う食べ物ですが、何度も行った駅前のお店がおいしくて、雑誌のお話に出てくるトラットリアのおじいちゃんシェフのお料理はここをモデルにしました。

あ、パスタの方。ピザは別のお店だったかな。


最近、本当にこれといって面白いことはしていないのですが、村田沙耶香さんにはまって、たくさん読みました。癖になりそうです。

映画もいろいろ見ました。映画館では「流浪の月」……原作が本当に素晴らしいのですが、映画も深く深く胸に刺さりました。



4月の北海道旅行はTwitterでもちらち書いていましたが、ちょっと調べたいことがあってあちこちまわってきました。

もちろん取材です。そのうち作品になると思いますので、またそのときはどうぞよろしくお願いします。


北海道では、一泊だけ、ノースサファリ 札幌でアニマルグランピングをしてきたのですが、アザラシ、ミーアキャット、ミニブタと一泊して、久々に動物と過ごす時間に、ワンコちゃんたちを思いだして切なくなっていました。


あ、このアニマルグランピングについてはまた別の機会にブログで。


年内に、もう一回、行こうかなと思っています。


そして、


ワンコちゃんといえば、


昔の写真のフォルダを見ていると、ワンコの写真がたくさんあって……いっぱい思い出して辛いことになります。

でももっと動画や写真撮っておけばよかったです。


先日、お向かいのワンコちゃんが18歳の老衰で旅立ちました。

お向かい、ちょうどお引っ越しされてきたときがうちのワンコちゃんたちが生まれたばかりのころで。その後、保護犬をお引き取りになられたのですが、うちもおむかいの犬も、他の犬と打ち解けられない性格だったので、互いに仲良くなることはできず、毎日散歩のたびに牽制しあっていたのを思いだします😅

私も含め、それぞれ相手の家族とは仲良しだったのですが。







2019年トリノに行くちょっと前に旅立ってしまったソラくんとワカくん。三枚目の左端は都ちゃん。


ソラくん、生まれたとき、一番小さくて、生きる意欲がなさそう……というか、本当に元気がなくて、ずっとぼんやりしていて、私にもなつかなくて、この下の写真(カメラ目線の子)のあたりで、ようやく反応してくれるようになった気がします。


産まれた子たちは一匹をのぞき、三匹をお父さん犬をあてがっていただいたブリーダーさんにお渡しする約束で、この三匹をあちらが選ばれたのですが(これはその時の写真)、いったんお渡ししたあと、私たちの後ろ姿を見るワカちゃんと都ちゃんの目を思いだし、やっぱり無理だと気づき、私も親もすぐにブリーダーさんに電話して自分たちで買い取るということをしてしまいました。※ソラくんは寝てました。

あ、定価ではなく良心的な価格で。


お母さん犬と四匹、合計五匹……果たしてちゃんと飼えるのか……

父と母で三匹、私が二匹を守る、いざという時は、当時、金沢にいた弟も協力するということになり(結果的に全くあてにならなかったですが)


「そんなことをする方たちは初めてです、お金大変ですよ」と言われましたが😅、いざというときは全財産手放すと三人で話し合っていたので、腹をくくって連れて帰りました。

そのとき、都ちゃんとワカちゃんは大喜びで大はしゃぎで、もう本当に号泣しました。ソラくんは相変わらずぼんやりしていて反応が少なかったですが、ソラくんなりに喜んでいた気もします。


短期間とはいえ離れていた間に三匹とも弱ってしまって、

とりあえず父が元気なお母さん犬と、もともとうちに残したなっちゃんという女の子を担当することになり、

私と母とで三匹を元の状態に戻すという目標で頑張ることに。


(その後、いつのまにか父と母がお母さん犬とワカちゃん、私がなっちゃん都ちゃんソラくんということになり……いざという時のためにと柴犬三匹を一人でかつげるまでに至りました)


都ちゃんとワカちゃんは一週間ほどで元に戻ったのですが、

ソラくんは何も食べられなくなっていて、食べても吐く、お腹もピーピー……どんどん痩せ細って皮膚もパンパンにかたくなってしまって……もうこの子は育たないのでは……という状態になってしまいした。

話しかけても無反応。何をしても動かず。

もうダメだと思いながらも何とか何か食べさせようとしているうちに少しずつ水分を取るようになって……ある時からちゃんとご飯を食べるようになって。


それからも良性ですが、腫瘍をとったり、腎臓が悪くなったり……いろいろありましたが、いっぱい食べ、いっぱい遊び、いっぱいはしゃいで、私の仕事部屋が大好きで、いつもいつもそばにいて……

15年が過ぎましたが、

このトリノに行った年の春から歩けなくなり、猛暑にぐったりとし、少し涼しくなってきたあたりから、急にまた最初の頃のように何も食べなくなって、飲まず食わず、無理やり口を湿らせるように。あの時と違ったのは、話しかけると反応があったことですが、でももうすぐ旅立とうとしているのは分かったので、抱っこして、彼の好きだった場所に行っていろいろ話しかけ、毎日お礼ばかり言ってました。


おとなしくて、素直で、でも私にはワガママいっぱいで、本当にかわいい子でした。

春からずっと立てなかったのに、前の夜、自分で庭を歩いておしっこし、身体の中のものを全部出したあと、ドヤ顔で笑いかけてくれていたのが今も忘れられないです。まさかその6時間後くらいに旅立つなんて思いもしていなかった。


ソラくんは、あまりに小さくて頼りなくて、母が空のように大きくなったらという気持ちで空とネーミングしたのですが、旅立ったあと、その名前を後悔し、お空にいかなくていい、そばにいて欲しいとそればかり……


と、湿っぽい話を思い出してしまいましたが、


アニマルグランピングをして、改めてワンコちゃんたちと一緒に過ごしていた時間を思い出してしまいました。













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