京都はんなり、かりそめ婚 発売しました。
- 華藤えれな
- 2020年7月11日
- 読了時間: 3分


ありがたいことに京都新聞で紹介して頂きました。
そのお陰か運よくも発売即重版が決まり、出版社さまにご迷惑をかけずに済んだのだと思って本当にホッとしました。ご連絡いただいたとき、ちょっとばかり涙ぐんでしまいましたよ😭 本当にありがとうございます。
ただ……たくさん刷っていただくと聞き、今もまだ個人的には不安しかなくてドキドキです。お見かけになりましたらどうぞよろしくお願いします。
🍡
この本はライト文芸というジャンルでBLではないのですが、他社の富士見L文庫さんの寺嫁さんシリーズを読んでくださった編集さんからお声をかけて頂き、今回のお仕事につながりました。
担当の編集さんは、いろいろと至らないことばかりなのをたくさん助けてくださいました。心から感謝しています。
BLとライト文芸は、違うところといえばブロットを立てる時くらいで、基本的に私にとってはそう違いはない感じです。
漫画の原作もシナリオも評論もエッセイも、過去にご依頼いただいたお仕事は多かれ少なかれ悩んだり苦闘したりしながらも……パソコンに向かったあとは同じような感覚で、夢中になって楽しく向き合っています。
ただTLは……とても難しくて七転八倒しました。綺麗なドレスが書けて楽しかったのですが……向いていなかった気がして、結局、一冊しか書いていないです。
🌸
それはさておき……
今回の本は、契約結婚がテーマではあるものの、京都の職人さん、京町家暮らしがメインの地味な日常もの。
個性的な京都の面々の様子を楽しんでいただけたら嬉しいです。
飯テロは、そんなに多くないですけど、ちょっとだけあります。
今回は地元が舞台なので、ちょっと作中にご縁のある場所を紹介しておきます。
あ、作中では具体的な観光名所はそんなに書いていないのですが、お話にちらっと出てきた感じの場所を少しだけ。
(作中とお店の場所は違いますが、ここの味をイメージして書きました)
(作中とお店の場所は違いますが、ここの味をイメージして書きました)
(作中とお店の場所は違いますが、ここの味をイメージして書きました)
日本酒はいろんなお店のいろんなものを味わいながら、自分のオリジナルで書いたので具体的なイメージモデルはないです。
もともとはあまり日本酒を飲んだことはなくて馴染みが浅かったのですが、寺嫁さんシリーズを書いているとき、金沢や能登半島のお酒を試飲して、その時、日本酒のおいしさにびっくりして、それ以来、ちょっとずつ味わうようになりました。
私自身、そんなにお酒が強い方ではなく、すぐに酔って寝てしまうので、そうしたタイプの人でも楽しめるお酒というのが今回のテーマの一つでもあります。
酒蔵は、数年前に近江八幡にある書家の金澤翔子さんの展覧会に行ったとき、作品が展示されている酒蔵跡の空気に触れたのがきっかけで興味を持ちました。作品も素敵でしたし、酒蔵跡もとても素敵で。 ➡️ 金澤翔子さんの記念館
🍶
そんな感じで自分の日常に近いところに触れた作品になりました。
少しでも楽しんでいただけましたら嬉しいです。
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