オメガの初恋は甘い林檎の香り〜煌めく夜に生まれた子へ
イラスト 夏河シオリ先生 キャラ文庫/徳間書店
公式サイト ←あらすじやネット書店のリンク等はこちらで
✨追記1
コミコミスタジオ ←特典あります。ご確認くださいね。
舞台はフィンランド。
それから少しだけストックホルム郊外。
今回、行くことができなかったストックホルム世界選手権の
公式マスコットくん？が、ちょうど見本誌と同じ時に届いたので、
一緒に記念撮影しました📷
写真や見た目よりもずっと可愛くて、
もふもふして触り心地がいいですよ🐻
🧸公式売り場 ← 通販はこちらからw
今回のお話、
タイトルにあるようにオメガバースです。
私的な王道オメガバースをベースにした感じ。
キーワードは、
シークレットベビー
記憶喪失
林檎のケーキ
ミートパイ
とろとろのミルクシチュー
北欧の森
オーロラ……等々
このあとは、
BLは……6月にフランスが舞台のお話が出る予定です。
オメガバースではないです。
そしてその次、
秋くらいにイタリアを舞台にした
オメガバースを一冊予定しています。
書きたいな……と思っていたオメガバースは
殆ど書いたので、これからはまた違った感じの
ものに挑戦していきたいなと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします❤️
🇫🇮 🇸🇪 🇫🇮 🇫🇮 🇸🇪 🇫🇮 🇫🇮 🇸🇪 🇫🇮
このお話、実は2年数ヶ月前にプロットを出し、
2年前のフィギュアの埼玉ワールドが終わったあたりから
書き始めていたのですが、
ワンコちゃん四匹が立て続けに闘病・介護・お見送り
という状況になり、
文庫の後書きにも書きましたが、
執筆→中断、執筆→中断をくり返してしまいました。
昔から不器用で一つのことしか頭がまわらず、
犬のことを言い訳にはしたくないというほど
強くないので思い切り言い訳にして……申し訳ないですが……。
最初から自分よりも寿命が短いのはわかっていたし、無事に寿命という形で
お見送りできれば……というのが目標だったのに。
物書き生活の殆どをワンコちゃんたちと一緒に過ごしたので
本当にいないことにまだ慣れなくて……
そして
そうした介護とお見送りの日々で
自分の価値観や書きたいものが少し変化
してしまったみたいで、
ワンコちゃんがいる前に出したプロットを
ワンコちゃんがいなくなった今、
改めて書くのがけっこう大変……。
それでちょっと苦戦しているところもありますが、
そうした時間があったからこそ
最近、少しずつ、前よりもずっといい感覚で
原稿が書けるようになってきている感じもするので、
あと少しでスケジュールの遅れも立て直せるかな……と
未来の自分に甘い期待を抱いています……
それはともかく、
4月刊、
いろんな思いを込めて書いたので、
少しでも好きになっていただけたら嬉しいです。
そうでありますように🙏
⛸追記2
ここからは私的な国別対抗戦の感想です。私の気持ちの記録として書きました。
思いつくままの走り書きなので、日本語が変ですが。
興味がおありの方だけ↓
2021世界国別選手権、大阪で見てきました。
まん延防止措置中なので、会場に簡単に行ける場所のホテルをとり、
ちょっと先に一度も行ったことがないUSJがあるのをいいなーと
思いながら、ホテルでお仕事しながら、会場にせっせと通いました。
上の写真は、会場と、体育館内にある写真とサイン、
それから一人で食べた吉野家の牛肉、
あと、上の方にも書いた先月の世界選手権のテディくん。
帰ってきたら届いていたので。
スケジュールが大変なことになっているので、
今回、行かないと決めていたのですが、
先週火曜、所用で出かけた時に、京都駅で、
駅員さんが間違ったことを教えてくれたため……
上らなくていい階段を上った結果、時間がなくなり、
降りる時に慌ててていたせいで、
うっかり階段を踏み外して落ちてしまいました。
こともあろうに、駅員さん、私に嘘を教えたんですよ。
ホームの看板も表記が間違っていました。
それが電車に乗ってからはっきりとわかり、
「えええええっ、ひどい、JR、どうしてそんな嘘の
看板を。しかも駅員まで嘘をつくなんて……」と
体の痛みも伴ってめちゃくちゃショックを受けてしまった
んですよ。
ひどい、ひどすぎる……ああ、この悔しさと情けなさを
払拭するには、厄払いでもしなければという思考になり、
国別対抗戦のリセールの男子フリーの
抽選に運試しで応募してみたのです。
発想がめちゃくちゃですが。
で、当選。
……いくことに😅
結果的に前の日、徹夜して行きましたよ。
あ、続けてEXにも当選したので、会場近くにホテルを
慌てて取りました。
で、ホテルを取ったのなら、せっかくだし、
もう一日行こうと、表彰式の日にも応募。
当選したので、最終的にSPを除いた三日間行きました……。
SPも行きたかったのですが、さすがにお仕事が。
長野で生観戦したし……今回はテレビ観戦に。
当日、
今シーズン二度目の試合。
長野の全日本に行ったときは
会場全体が本当にピリピリしていた気がしたのですが、
WTTは和やかで楽しそうな雰囲気でした。
その日、母がオーブンを燃やすというアクシデントがあって
到着が遅れましたが、なんとか男子フリーの前に会場へ。
「天と地と」に感動して魂が震え、
「花は咲く」に浄化され、
まるで深い祈りのような、彼のスケート。
そして会場全体の光の一つを灯せたことに幸せを感じ、
エキシビションの練習を二日続けて見られた幸運、
表彰式や応援やグループナンバーに心が華やぎ、
海外チームの応援のパワーに笑顔になった時間……。
何より感動したのは、
四回転アクセルを何度も挑戦する羽生さんの姿。
エキシビションの練習、二日続けて全部みたのですが、
その1日目。
転んでも転んでも……。
もうやめて、もういいじゃないと胸が痛くなり、
彼が体を打ちつつける衝撃音に、やめてと叫びたくなり、
こんな練習を彼はずっとアイスリンク仙台で一人で孤独に
繰り返していたのだと思うと、もう苦しくて、
気がつけば……ぼろぼろと泣いていたのですが……
なおも挑戦し、飛び続ける彼の姿に、
途中で、気付きました、
そうだ、これが羽生結弦さんなんだ、と。
綺麗にまとめればいい、無理に挑戦しなくても……という
声も多いし、全てを手に入れた王者があえて何度も転ぶ姿を
観衆に晒して、それでもなお不可能に挑戦しようとすることに
首を傾げる関係者がいることも知っている。
でも、彼は、昔から変わらない……。
ずっと前、まだジュニアだった頃の彼がテレビに出ているのを
見たことがあります。
三回転半だったか四回転のトゥループか、はっきり覚えていないの
ですが、飛べないジャンプを跳ぼうと練習を繰り返していたときの彼の姿。
まだ少年だった頃の彼がジャンプに転んでリンクに打ち付けた打撲のあとを
テレビカメラに見せていた映像。
ななみ先生と一緒に練習してたときの姿に、とても感動し、この選手の
ように自分もいろんなことをがんばろうと決意したのを昨日のことのように
思い出しました。
その映像をみたときからずっと見続けてきた彼の姿勢は変わらない。
4回転サルコウ、4回転ループ、4回転ルッツ……一つ一つの技を
成功させていく過程を、私はずっと見てきた気がします。
その日々を思い出し、彼はいつも変わらない、もうずっと彼のまま。
そう、彼は羽生結弦だからこそ、こうしてなおも挑戦するのだ、と。
そしてその姿に感動し続けているからこそ、
私も応援し、私もいろんなことに挑戦したいと思い続けているのだと
改めて認識した時間でした。
ありがとう、羽生さん。
転んでも立ち上がり、何度も挑戦する姿に、競技やEXとはまた別の、
人間としての姿勢というか……深いところで感動し、
私の光となりました。
今回は撮影不可でしたが、一年数ヶ月前、トリノで撮った
羽生さんの四回転アクセルの練習動画↓
3回飛んだうちの１回目と３回目です