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4月22日発売「小説現代」に短編小説掲載。5/3電子等追記有

更新日:2022年5月4日



4/22発売「小説現代」5・6月合併号講談社



こちらの雑誌は電子配信の予定もあります。






















タイトル「アディオス・ノニーノ」

特集の「開かれたとびら」の末席にひっそりと加えていただきました。

新しい場所でのご縁をいただき、敬愛する先生方とご一緒でき、新作を拝読できるのがとても嬉しいです。本当に純粋に。

己の力のなさは重々承知です。

BLの私ともキャラ文の私とも違うアプローチをしたので(したつもり)、どんな感想を抱いていただけるのかもわからなくて不安だらけです。

お話の舞台はブエノスアイレス。海外はよく書いているので、ああって感じですね。

日本人3人がメインのお話。外国人はほぼ出てこない感じ。たった1日だけの時間軸。

創作なので私自身は全く関係ないですが、歩いた場所を含め、海外で出会った方々へのオマージュも数ミリほど込めました。いろいろ混ぜ合わせ、ほんのりと……といった感じで。そこに書きたかったテーマもあったので新たに挑戦した形……です。

ご興味がおありでしたら、一つの形として一読していただけましたら幸いです。

よかったら感想なども教えてくださいね。よろしくお願いします。





👠5/3追記


電子版の配信、始まりました。

下記にリンクを貼っておきます。

電子派の皆様、どうぞよろしくお願いします!!

ライト版しか見つからなかったのでライト版のみ。




紙書籍で雑誌を読んでくださった方から今回メールでいつもよりたくさん感想をいただいて嬉しいです。

ありがとうございます。短かったので読みやすかったのですね。あと、BLやキャラ文は読まない友人知人からもたくさん。ありがたいです🙏


発売日が北海道旅行中だったのでドキドキしながらもいつものような発売前後の精神的アップダウンが少なかったかも。その日は礼文島にいて、あまりの強風にすっ転んだりしていましたから。あ、礼文島では、宿の方々、途中でお世話になったおばあさん、フェリーも宿も一緒だったNPO法人の理事長さんなど、いろんな方と出会いがあって楽しかったです。



🍕🇮🇹🍝

そして次は、5月22日発売の小説charaさん。

イラストは夏乃あゆみ先生

イタリアのトリノ近郊が舞台。

絵の中の王子様と淋しい男の子のお話。私の鬼門……コメディというお題に四苦八苦しましたが、最終的にいつものような感じになった気がしないでも。

また近くなったらお知らせしますね。





ちょっとこぼれ話


文芸小説はジャンル的にたくさん読んでいて、BLでデビューする前、文芸コンクールや新人賞に投稿してそれなりに良い結果や手応えがあったこともあり、できたらいつか書いてみたいなという気持ちがありました(おバカなことを考えているやつめと思われましても気持ちは自由ということでスルーを……)。


テーマはそう変わらなくても自分がこれまで書いていた世界観や設定とは違う部分が多いのでご縁はないだろう、BLやキャラ文でいただいているお仕事とは別にそれはそれで、思うところや今の自分への葛藤もあり、改めて一から投稿しようかななどと思っていたときに今回のお話があり、とてもありがたい気持ちで挑戦しました。一生に一度のことかもしれないので、喪失、望郷、再生……という自分的テーマを入れて。


それとは別に、実は、ここ十年ほどの間に私自身のこれまでの人生や価値観が180度変わる「大きなこと」があり(ワンコちゃんや身内とのお別れ等々ではなく、人として根本的なことで)、それがなかったら多分書きたいと思っていていたとしても、一般向けのお話を実際に書くことはなかった気がするので……時期的にちょうどよかったのかなとも思っています。その「大きなこと」は自分的にはもうどうでもいいことになっていますが、創作の中に埋め込んでいくにはあまりにも大きくあまりにも複雑であまりにも茫洋として、そして個人的問題でないことも含んでいるので、まだまだ未整理状態です。書ききるにはものすごい集中力と時間が必要な気も……。


その自分的課題はともかく、今回、こうして挑戦する機会が得られたことに本当に心から感謝しています。感想などいただけましたらとても嬉しいです。













 

ブエノスアイレスの写真もちょっとだけ









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